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池袋の暴走事故での加害者の写真掲載報道について

2015年8月17日の東京新聞夕刊に池袋の暴走事故を起こした人の顔写真が載っている。
この人は持病がありそれが原因で事故が起きたらしい。

故意に事故を起こしたわけではないという点で本人の責任を最も厳しく問うものとは言えない。
現実には不可能であるが、載せるべき写真は病気そのものであろう。

もし病気が原因であると事前に分かっていたら新聞記者は顔写真を載せたであろうか?
凶悪犯という思い込みで私的制裁を加えるべく顔写真を掲載したのではないか?
私的制裁は許されない。

逆に、どんなケースなら掲載するかとなると、例えば強盗犯が逃亡中で警察が公開で手配するということが決まったならば、顔写真を載せる意味はあるかもしれない。そういった場合でない限り顔写真を載せる必要はないと考える。

報道における人権について強い配慮をすべきである。

以上
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