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無題

なんであの時原発をやめなかったのか。

今の私たちがかつての戦争のときの人々に対してそう思ったのと同じように、未来の人々が今のわれわれを見てそう思い始めています。なぜ当時の人々は原子力に反対しなかったのか。なぜ自然エネルギーを始めなかったのか。もしあのときの人々が正しい方向を選択してくれていればこうはなっていなかったのに。

目を閉じると未来の荒涼とした光景が見えてきます。そこには色はありません。音もしません。灰色の風景がどこまでも広がっています。とても冷たく、ただ目に見えない匂いもしない死の世界が広がっています。

未来の人々がそんな死の世界からわれわれを見つめています。何の感情も込めずに。感情というものすら失って。ただただ、なぜあのとき未来を変えなかったのかと。

目を開けます。ここにはまだ色があります。匂いもあります。暖かく色彩に満ちた世界が広がっています。人々は笑っています。泣いています。まだここには未来があります。今ならまだ未来を変えられます。今、立ち上がれば、未来を生に満ちた世界にすることが出来ます。

どうかみなさん、立ち上がってください。そして声を上げてください。

放射能で汚染された未来を太陽と風の未来に変えられるのは今このときです。

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